特集!!!
西野雅洋・高橋隼人
『信頼』
編集 仕方ない男の妻
 2006年4月。新チーム本格的に始動。そこには中心になるはずの男・木村優作の姿はなかった。しかし、それは残されたメンバーに課せられた、避けては通れない必須の試練。新生BYBには絶対的存在に頼らないひとりひとりの自立が求められている。
 その先陣に立つは、最前線でチームを支える磐石PRに、FWとBKのパイプラインを勤めるSH。2006年『木村組』王座奪還のカギは、覚悟を決めた茗渓コンビが握る・・・

―4月から本格的に新チームが始動して、週5の練習が続いているけれど、チームは今どんな感じ?

西野: まだまだ皆本調子には程遠いですよね。これからどんどん上げていきたいね。

高橋:そうだよね。筒井は相変わらずストイックに頑張ってるけど。

―ふたりはS組だけど、毎日ガンガン?

西野:あぁ就活組の事?これに関しては何も語れないよね・・・

高橋:まぁ仕事関係はチームに持ち込まないことにしてるからさ。

―具体的な目標ってあるの?体重ここまで増やしたいとかさ

高橋:木村さんにもこの間、FWは各自でウエイトやれと言われたので、そこは意識するようにしてますし、ウエイトの重りは上げたいですね。具体的な目標も自分の中にはありますけど、恥ずかしいので言いたくないです(笑)

―西野はFWに混ざってのウエイトだけど

西野:僕の場合は体をデカくするのもそうですけど、スピードとキレをこれまで以上にというのがオアシス組に入った目的だと言われたので、バランスを考えながらそこを重点的にやってます

―服は着れなくなったりは…

西野:最近ズボンがきついかもしれないですね

―西野は今季副将に任命されたわけだけど、どういった経緯で?

西野:どういった経緯でなったのかはよく分からないです(笑)。森さんたちにやってくれと言われただけなので。

高橋:まぁBKは他にいないからな。

西野:大学1年の頃から見ていたBYBの副将になれるのかって、嬉しさ半分、あとはやっぱり責任感を感じましたね。木村にすべてを任せるわけじゃないですけど、木村がいてくれるとそれは安心できますよ。

―決勝が終わったあとすぐに木村が任命されたけど、どんな思いだった?

高橋:あぁみたいな(笑)

西野:やっぱそうだろうなって(笑)。僕らのなかでも木村だろっていうのがありましたからね

高橋:むしろあそこで木村じゃなかったら、えぇみたいな感じですよ(笑)

西野:木村が常にこの学年がリードしてましたからね。飲み会でも木村のゲロでしめっていう感じはありましたね。

―自分の役割、求められていることはどう認識してる?

高橋:セットプレイですかね。これは2年前から変わってないし、今年も同じ。欲を言えば、抜けた卒業生の穴を埋める以上の個性を出していきたいよね。

西野:僕はバイスキャプテンなので、まぁ少しでも木村の負担を減らせてやれたらいいかなって。プレー面よりも、むしろライフスタイル・・・生き様としてのBY見せてきたいですよね。

―木村優作って三人にとってどういう存在?

西野:責任感ある九州男児だよね

高橋:まぁ自分にも厳しいしねぇ

重村:でもセリフくさいですよねぇ・・・

一同爆笑

―この1年、副将として貫きたいことってどんなこと?譲れないこと、拘りたいこと…

西野:僕は他の人より絶対的に勝ちに拘りたいです。それはサークルだけじゃなくて、他の体育会のチームでも。どんな相手にも絶対に負けてはいけないんだという意識付けをみんなにしていきたいです。

―高橋はどうなの?

高橋:自分はスクラムの面ですかね。どこのチームにも負けない、昨年以上のスクラムを組むことです。4年うんぬんということではなくて、自分がそういう風にひとつひとつ拘っていくことが、結果としていい方向につながっていくと思うので

西野:変に気を使うことはないけどね

高橋:そのうち出ますよ、4年の意地が(笑)

―それぞれ昨年はどんな1年だった?西野は不動の9番として、高橋は1番として抜群の貢献度だったけど

西野:上級生になったら、上級生としての仕事というのがあったと思うんですけど、そういったことを余り考えずに、自分のことだけを考えてやってましたね。もう、勝ちたくてしょうがなかったんですよ。とにかく試合に出たかった

高橋:自分は主務のことで精一杯で体重が減っちゃって・・・ スクラムのことはちょっと(笑)

―思い描いていたような姿は出せた?

高橋:終盤はスクラムもラインアウトもあまりよくなかったですね…

西野:いやぁ自分はもぉ・・  んrhbぃjgf;おbs;おいjpそおちてぃ

−ところで話は変わるけど二人は私生活ではどうなの?

西野:なんだかんだ今年で10年目だしね。やっぱ『信頼』関係はあるよね

高橋:お互い思ってることはだいたい分かっちゃうよね やっぱ。

―それはプレー中でもやっぱり?

高橋:M(サイン)はノーサインで走りこめますしね

西野:まぁダミーに使っちゃうけどね(笑)

―じゃあ二人で何か3文字の言葉同時に一つ言ってみてよ!

高橋、西野:トマト!

重村:味噌!!   あっ・・・

―えっトマトなんですか?

西野:トマト・・・だよねぇ

高橋:そうそう(笑)

二人ハイタッチ!

―高校の頃からそんな感じだったの?

高橋:そぉだね・・うん。

西野:隼人だけは自分のパス全部取ってくれてた気がするし

―普段から2人でいることは多かったりするわけ?

高橋:1年のときは先輩にもセットで覚えられているくらいくっついてたけど、雅洋が牛角で働いてからは片思いみたいな。

重村:(チュ♥)

西野:おいおいやめろって!

―ってことは西野はやっぱり今幸せなの?

西野:1,2年の頃が鬱すぎたよね・・・

高橋:家で一人で息とめたりね(笑)

西野:あの時は2分の大台超えたよ

―それはないなぁ・・・ 逆に高橋は1,2年の頃どうだったの?

高橋:貯金ばっかしてましたね。オデッセイ買うためにね。

西野:買った直後がピークだったよね 大学生活の。

―具体的には車使って何したの?

西野:まぁいろいろあったよね(笑)

高橋:その節はお世話になりました(笑)

―なんか今年高橋の事を見習って車を買わされた眼鏡とかいたけど・・

西野:BY以外で使うんすかね??

高橋:それはあいつ自身の問題だからな

重村:ちょっとキモイよね ちょっと

―ラグビーの話にもどすけど、2006年の高橋って?出来れば四字熟語も添えて

高橋:縦横無尽だね。お○じなんて目じゃないっすよ!

―西野は?

西野:天衣無縫かな。今年はなんとしてでもまた優勝したいよね。そのためには俺たちが引っ張っていかないとね。

重村:私は岡嶋雄太です。雅洋もそれにしなよぉ

―じゃあ二人とも今年は比較的BYに集中できるのかな?

高橋:まぁ僕はあと8単位だけなんで。BYに専念できますよ

西野:まぁ僕はあと44単位だけなんで。BYに専念できますよ。

―では最後に一言いいかな?

西野:内定貰ってからが勝負ですかね

高橋:弱気なんだ(笑)じゃあ俺は彼女つくってからが勝負ですかね(笑)

重村:今年は絶対花園にいこうね!!

4月22日 西野雅洋宅より
インタビュアー 妻
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